安全なまちづくりを支える

合同会社東縁では、不発弾などの危険物を事前に把握する「磁気探査」を専門に行っています。建設前や改良工事前に、最新の機器と熟練の技術で地中・海中の安全を確認しています。
地域に根ざした対応力と実績で、安心して工事を進めるための下地づくりを支えていきます。磁気探査は東縁にお任せください。

沖縄県で新築工事・土地活用をお考えの方へ

沖縄県内の探査費用には、補助金が原則100%支給されます。

沖縄県では、第二次世界大戦から80年が経過した現在でも不発弾が発見され続けており、その件数は年間約600件にのぼります。
不発弾が見つかるはずの場所に建物が立ってしまうと、次の建替えまで、発見することはほぼ不可能となってしまいます。
工事関係者や周辺住民の生命・財産を守るため、不発弾の磁気探査を行っていただけますようお願いします。

詳しい内容は下記リンクをご覧ください。
沖縄県公式サイト(外部リンク)

磁気探査業務

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沖縄には、第二次世界大戦中に使用されたおよそ2,000トンの不発弾が、地中や海中にいまだ埋没していると言われています。これらは現在も発見され続けており、工事中に発見されるケースも少なくありません。

磁気探査とは、鉄製の爆弾や砲弾が持つ強磁性体の性質を利用して、それらの有無を調査する技術です。建設工事や地盤改良工事の前に行うことで、工事関係者や周辺住民の安全を守る重要な工程となっています。

工事の規模や目的に応じて最適な探査手法を選定し、迅速かつ精密な調査を実施しています。お客様のご要望に合わせ、確かな技術で安全な工事環境を提供します。

不発弾等事前調査データベースシステム(外部サイト)
内閣府沖縄総合事務局が公開しているシステムです。
不発弾の発見場所等のおおよその位置を地図上で確認できます。

水平探査(陸上)

道路建設や農地整備、土地造成など、比較的浅い地中を対象とした工事で実施される探査方法です。
地表から地下0.5m(必要に応じて1.0m以上)までを探査範囲とし、人力で磁気センサー(両コイル磁気傾度計)を移動させて地中の磁気異常を検出します。

取得したデータは専用ソフトで解析し、異常物の平面位置・深度・磁気量を算出します。異常が確認された場合は掘削を行い、対象物の実態を確認します。

広範囲かつ浅い層に不発弾が存在する可能性がある現場に最適な探査方法です。

鉛直探査

杭打ち工事や地盤改良工事など、狭い範囲で地中深くを掘削する場合に必要な探査方法です。
ボーリングマシンを用いて掘削した孔にセンサーを挿入し、鉛直方向に磁気異常を探査・解析します。およそ50cmごとに掘削を中断し、安全を確認しながら慎重に進めていきます。

解析により、磁気量・埋没深度・孔中心からの距離を算出し、不発弾の有無や埋没状況を特定します。深く埋まっている危険物に対応するための、高精度で信頼性の高い探査方法です。

確認磁気探査

確認磁気探査は、水平・鉛直・経層探査で検出された磁気異常点を発掘・確認する作業です。
異常が確認された地点において、掘削機や手作業により慎重に掘り進め、異常物の実態を明らかにします。

対象物が不発弾等の危険物である場合には、速やかに発注者および関係機関へ報告し、警察や自衛隊による適切な処理を依頼します。一方で、鉄くずなどの危険性のない異常物については撤去・回収し、探査を継続します。

安全性を確保し、工事再開のための最終確認工程として、非常に重要な役割を果たす探査です。